中庭のある家にあこがれるけど『敷地が狭い』『予算オーバーしそう』と初めからあきらめていませんか?中庭って和風なイメージがあって興味がない方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくしどもはさまざまな敷地条件にあわせて、お客様に中庭の提案をいたします。
考え方を変える
こんな場合は中庭で解決
- 敷地が狭くても庭を十分確保したい
- 密集地だけど日当たり良く・風通しの良い家にしたい
- 周囲の視線を気にせず開放的に暮らしたい
- お風呂からゆったりと庭を眺めたい
お客様からこんな要望が出た場合、私どもは中庭のあるプランを提案します。
敷地全体・建物空間全体の中で中庭の位置を決めるとき、お客様の生活スタイルに合わせていくつかの設計ルールを決めています。
- 小さな坪庭つくらず、なるべく大きな中庭をつくりその周りに部屋を配置する
- 敷地全体をめいっぱい使って、中庭を屋根のない一つの部屋ととらえる
- テラスデッキやバルコニーと中庭を関連付けて一体的にプランニングする
わたくしどもの考えをお伝えするために、いくつかのプランをご紹介しましょう。
3.建物と一体化する中庭
設計ルールを少し変更して、坪庭タイプの中庭を部屋と並べて配置して屋根の中に取り込んでいます。目的に合わせた複数の小さな庭もそれぞれが一つの部屋と考えています。
庇(ひさし)をくぐった時に目に入る緑が建物の奥行きを感じさせます。外から見ても内側からもゆとりを感じさせるのが中庭効果です。また、格子が適度にプライバシーを保つので、浴室の大きな窓も安心です。ぽっかり空いた屋根から星空を眺められます。見たい景色だけ切り取って独り占めできるのが坪庭です。
外壁と同じテイストの格子でカモフラージュされ外観からは庭があることはわからず、実質面積より大きく豪華に見えます。住んでいる人だけが楽しめる空間を持つ贅沢。和風でもモダンスタイルでも取り入れられる目的別の中庭は、個人でゆったり楽しめる空間です。
